岐阜保健大学

menu

新着情報

2020/03/14

岐阜保健大学短期大学部、岐阜保健大学医療専門学校  令和元年度卒業証書・学位記授与式を挙行

令和2年3月14日、本学において令和元年度岐阜保健大学短期大学部及び岐阜保健大学医療専門学校の卒業証書・学位授与式を執り行いました。

 

_MG_6632.JPG _MG_6634.JPG

  河田美紀 学長                 羽田野正史 校長

 

式典では卒業証書・学位記授与に続き、優れた成績をあげた学生に対し、理事長賞、学長賞、校長賞が授与されました。続いて、河田美紀学長、羽田野正史校長から新しい門出に際し、卒業生の限りない前途を祝す式辞を頂きました。

また、岐阜県知事賞をはじめ、私立看護系大学協会会長賞、日本理学療法士協会会長賞、日本作業療法士学協会優秀学生賞など多くの関連機関から成績優秀者に表彰状が授与されました。

今年度は、新型コロナウイルスの感染予防対策の影響により、卒業生の保護者様、在学生やご来賓の皆様の参加を取り止め、また会場入り口では手指消毒の実施、そして参加者はマスクの着用をしての実施となりました。

卒業生の皆さんおめでとうございます。今後のご活躍を心よりお祈りいたしております。

 

学長式辞

皆さん、ご卒業おめでとうございます。

令和元年度の卒業証書・学位記の授与式を挙行できたことは,岐阜保健大学、並びに、岐阜保健大学医療専門学校にとって大きな慶びであります。本学教職員を代表して巣立ちゆく皆さんに式辞を申し上げます。

本来であれば、日頃よりお世話になっている多数の医療機関のご来賓の皆様、卒業生のご家族の皆様とともにこの学位記授与式を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の対策により、今回規模を縮小しました。我々人類は、古来より、感染症との戦いをしております。中世ヨーロッパでのペスト、中世から近代にかけての結核、近年では、HIV感染症、新型インフルエンザやSARS、MARSなど。今後も感染症に私たちは立ち向かい、対応していかなければなりません。今までは皆さんは学生でしたが、これからは医療従事者として、感染症の予防、治療に携わっていくことになります。今日現在、今後の見通しは不透明です。日々状況は変化していくので、医療従事者として適切な対応をとってください。

さて、卒業生の皆さんが入学した平成29年は、トランプ大統領の就任、フィギュアスケートの浅田真央さんの引退がありました。あれから3年、入学した頃からの自身を振り返れば、学位記を手にすることは大きな喜びと思います。本学の建学の精神は、「命と向き合う心、知識、技をもった地域医療に貢献する医療人の養成」です。皆さんはこの建学の精神に基づく教えを受けてきました。幅広い教養、医療知識・技術を習得し、医療従事者として、医療・福祉・保健分野に貢献できる能力を身につけてきました。皆さんそれぞれが、学問に触れ、刺激を受け、日々努力し、様々なことに挑戦してきたことが今日につながったと思います、心から敬意を表します。

今日,学生生活を終え,それぞれ新しい人生に向かって旅立つ卒業生の皆さんには、同級生(友)を忘れてはなりません。友情を続けてください。この学び舎で得た友は、将来計り知れない財産です。そして、この3年間で培った医療人としての心を忘れずに,皆さんの支援を待つ人々のために、社会で責任を果たせるよう歩んでいただきたいと思います.

医療専門職としての資格を取得し、看護師、理学療法士、作業療法士、鍼灸師、柔道整復師として、社会に第一歩を踏み出そうとしている皆さんに、「良識ある医療人」「笑顔」のキーワードを贈ります。

「良識ある医療人」、医療職は高い人間性と倫理性、信頼性を持つことが求められています。常に患者さんの視点に立ち、信頼ある、良識ある医療人として尽くしていただきたいと思います。また、医療技術の進歩はめざましく、特に臓器移植医療、再生医療、遺伝子を用いた先進的治療、生殖医療の進歩は著しいです。さらに、急激な高齢化、地域医療、救急医療、災害時医療、感染症への態勢もより一層対策が求められています。医療人として常に自の向上を図り、生涯にわたり学習することが「有能な医療人」であり、生涯学習なしには出来ないことを認識して頂きたいと思います。

二つめは、「笑顔」です。患者さんと接するとき、笑顔は幸せな気持ちをもたらし、気持ちを安定させ不安を解消します。この二つのキーワード、『良識ある医療人』『笑顔』を常に心に留め、社会に貢献されることを期待しております。

卒業生の皆さんは本学の宝です。我々は、共に医療福祉保健分野の発展の一翼を担い、地域社会に貢献する同志でもあります。皆さんが社会で活躍され、学んだ成果をいつの日かぜひ本学に還元し、後輩の指導にも力を貸していただきますようお願い致します。

これからの皆さんの医療人としての門出を祝い私の式辞といたします。         

令和2年3月14日 岐阜保健大学学長 河田美紀

 

校長式辞

卒業生の皆さん、ご卒業、おめでとうございます。

卒業生の皆さんが、医療系の道で、社会に貢献しようと高い志を持って入学され、国家試験合格を目標に一生懸命勉学に励まれ、ここに無事、卒業の日を迎えられました。いよいよ、皆さんの志を実行に移すスタートラインに立つわけです。皆さんの未来は、ここからが勝負だと思います。ここで、卒業生の皆さんに、私の信条である言葉を、はなむけの言葉として3つ贈りたいと思います。

1つ目は、日本国内で、昨年開催されたラグビーワールドカップ、日本中に大きな感動を与えてくれました。また、今年開催される、東京オリンピック・パラリンピックで大いにスポーツ熱が高まっています。そんな中で、よく選手がコメントで話されることばに、「練習は嘘をつかない」ということばがありますが、進歩が目覚ましい医療分野に身を置く皆さんは、特に、本学で身につけた、生涯教育の精神を持ち続け、たゆまぬ地道な努力、練習、研鑚を継続してください。それらは、決して嘘をつきません。「継続は力なり」です。

2つ目ですが、現在の社会では、行動力のある人材が求められています。皆さんもよく知っている諺に、「百聞は一見にしかず」という諺がありますが、その諺から派生したもので、「百考は一行にしかず」という言葉を贈ります。百考の考は考える、一行の行は行う、行動するということです。よく考えることは大切ですが、いくら考えても、考えたことを行動に移さないと意味がない。行動することが重要であるということです。皆さんも、いろんな面で「百考は一行にしかず」自分を信じて行動ができる、行動力のある人間に成長してください。

3つ目は、人と人との繋がり、人間関係を大切にするということです。これまでに築いてきた仲間や先輩・先生との関係を大切にし、同窓生としてさらに多くの先輩・後輩との輪を広げてもらいたいと思います。これらの人間関係は、必ずこれからの皆さんを発展させる財産となります。人間関係を大切にして、これからの人生を送ってください。

結びに、卒業生の皆さんが、21世紀の少子、超高齢社会の中で、医療のスペシャリストとして活躍されることを心から祈念し、式辞といたします。

令和2年3月14日 岐阜保健大学医療専門学校校長 羽田野正史