岐阜保健大学医療専門学校

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2025/06/11

2025年6月8日(日) 第3回オープンキャンパスを実施しました

 6月8日(日)第3回オープンキャンパスが行われました。そろそろ岐阜県も梅雨入りと思われますが天候は曇りでなんとか雨は降らなかったですね。今回の参加者は6名、同伴者は4名、学生ボランティアは6名(はり・きゅう科1年3名、柔道整復科1年2名と2年1名)と大人数で始まりました。

図1.jpg図2.jpg はじめに校長より本校の概要等についてお話しました。

 本校は岐阜県で唯一の鍼灸・柔整の学校であり、地域に根ざした医療人の育成、少人数クラス、丁寧な指導、国家試験の状況など本校の特長について説明しました。

 特にAIアプリによる学習支援や、本校独自の奨学制度による経済支援など、学生を全面的にサポートしている点をアピールしました。また参加してくれた学生ボランティアに、自己紹介に加え、本校の魅力について話してもらいましたが、「アットホームな雰囲気」「少人数で学習しやすい」「通学が楽」など、現役の生のコメントを話してくれました。

図3.jpg 続いて学科長の青崎先生より学園の変革や大学と合わせて併設している学科の説明、鍼灸師、柔道整復師の業務内容、民間資格と国家資格の違いや、専門家ならではの話がありました。その後、本校での3年間の学校生活について話し、また学園独自の奨学金制度の説明を行って話しが終わりました。

 この後は体験実習を行うためはり・きゅう科の実技室へ移動しました。

図4.jpg はり・きゅうの体験実習が始まり、安田先生より実習内容の説明がありました。人体にはおよそ360を超えるツボ(経穴)があり、人体模型で説明しながら、入学すればこれらのたくさんあるツボを全て覚えていかなければならないと勉強について伝えましたが興味をもって聞いてくれました。

図5.jpg図6.jpg 最初に灸の体験してもらい、今回は「合谷」(ごうこく)というツボにお灸をすえます。「合谷」は何でも効くというオールマイティなツボで、一般にも広く知れ渡っています。代謝が活性化されることや首のコリなどにも効くのは有名です。

 入学して2ヶ月あまりの1年生ボランティアも親身になって参加者の方々への説明やサポートを行い、多くのコミュニケーションが取れたと思います。

参加者のみなさんは灸は対象が自分であれば資格がなくても市販のお灸を使えるということを知り今後やってみようという声もありました。あとはライターの使い方ですね。最近はあまり使われなくなっているのか、火をつけることにちょっと苦戦する場面がありました。

図7.jpg図8.jpg 続いて刺鍼(ししん)体験に移ります。まずは安田先生が刺鍼練習台に鍼(はり)を直刺で刺すお手本を見せました。実際に治療で使う本物の「鍼」を練習用の刺鍼練習台(硬いスポンジ)に刺すという体験です。この練習台は人の筋肉に刺すときの感触に近いように作られています。鍼の太さ0.18mmとかなり細く(髪の毛くらいです)持つだけでも大変そうでした。はり・きゅう科の学生ボランティアが日頃の学習成果を発揮しようと懸命に参加者の皆さんのサポートに取り組んでいる姿はとても生き生きと感じました。体験してる皆さんにもそのエネルギーが伝わったのではないでしょうか。

図9.jpg 続いて柔道整復科の体験実習となり、青崎先生による三角巾実技が始まりました。

三角巾は薬局でも売っており身近で手に入る固定具としては有用です。三角巾を折りたたむ際は衛生面を考慮し床やテーブルを使わずに折りたたむことが必要なのですが、この宙に浮かして三角巾を折るというのはかなり難しかったりします。

ここでも学生のサポートもあり、参加者の皆さんも少しずつ出来るようになっていきました。

図10.jpg 次に折りたたんだ三角巾を包帯の要領でお腹に横結びで巻きます。これがまた難しいのですが、今回の参加者の皆さんはコツをつかむのが早かったと思います。柔道整復科1年生の学生ボランティアにとってはまだ授業でやってない内容で、結構戸惑っているようでしたが、現役の意地が発揮され参加者のみなさんと張り合う姿が微笑ましく感じられました。

図11.jpg 体験実習の後は施設見学です。最初は柔道場から見学しました。柔道場は2面(208畳!)あり、本校の畳は他と比べてスプリングも効き、かなり柔らかい仕様で、大きな怪我が起きないように配慮しています。本校には柔道経験がない学生もたくさんいますが安心して柔道実技を行っています。もちろん冷暖房完備です。また5階という高さもあり、日当たりも最高で、晴れた日なら本当にいい眺めなので是非見に来ていただきたいですね。

図12.jpg 日本トレーニング指導者協会(JATI)受講生のためのトレーニングルームも、スクワットラック3台、トレッドミル2機、パワーマックス、そしてエアロバイクなど、アスレチック・トレーニングからリハビリまで対応できるよう、バリエーションに富んだトレーニング機器を取りそろえています。この施設はJATI受講生であれば、いつでも無料で使用可能です。このほかにも治療院や求人の掲示板なども案内しました。

図13.jpg図14.jpg 最後に学生ホールで個別相談を行い、第3回目のオープンキャンパスも無事に楽しく終えることが出来ました。説明には学生ボランティアの方も加わり参加者にたくさんの生の声を届けることができたと思います。もう1回参加したいと言ってくれる参加者もいて非常に嬉しかったです。何度でも参加は大歓迎です。もしこの記事をご覧になって本校に興味を持っていただいたら、是非オープンキャンパスのご参加ください。職員一同、心よりお待ちしております!!