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2023/03/13

岐阜保健大学・岐阜保健大学大学院  令和4年度卒業証書・学位記授与式を挙行

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令和5年3月11日、岐阜グランドホテルにおいて令和4年度岐阜保健大学及び岐阜保健大学大学院、岐阜保健大学医療専門学校の卒業証書・学位授与式を執り行いました。

式典では卒業証書・学位記授与に続き、優れた成績をあげた学生に対し、理事長賞、学長賞が授与されました。続いて、河田美紀学長から新しい門出に際し、卒業生の限りない前途を祝す式辞を頂きました。

また、岐阜県知事賞をはじめ、私立看護系大学協会会長賞、日本理学療法士協会会長賞、日本作業療法士学協会優秀学生賞など多くの関連機関から成績優秀者に表彰状が授与されました。

卒業生の皆さんおめでとうございます。今後のご活躍を心よりお祈りいたしております。

 

学長式辞

本日ここに卒業を迎えられる看護学部、短期大学部リハビリテーション学科の卒業生の皆さん、大学院看護学研究コース、保健師コース、助産師コースの修了生の皆さん、医療専門学校の卒業生の皆さん、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。また、この日を待ち望んでおられたご家族の皆様、岐阜保健大学の教職員を代表し心からお慶びを申し上げます。

令和4年度の卒業証書・学位記の授与式を挙行できましたことは,岐阜保健大学にとって大きな慶びであります。本学教職員を代表して巣立ちゆく皆さんに式辞を申し上げます。

コロナ禍で学生生活に多くの制約がある状況の中、講義や実習も感染症対策を講じ、医療専門職としての知識や技術を修得されました。困難な環境の中で勉学に励まれ今日を迎えられたことは、入学した頃の自身を振り返れば、大きな喜びと思います。コロナ渦での学生経験をネガティブとせず、医療を学ぶ学生として、感染対策を講じ行った学びの経験が、即実践力として医療現場で活躍すると信じて進んでいただきたいと思います。

本学の建学の精神は、「命と向き合う心、知識、技をもった地域医療に貢献する医療人の養成」です。皆さんはこの建学の精神に基づく教えを受けてきました。幅広い教養、医療知識・技術を習得し、医療従事者として、医療・福祉・保健分野に貢献できる能力を身につけてきました。皆さんそれぞれが、学問に触れ、刺激を受け、日々努力し、様々なことに挑戦してきたことが今日につながったと思います。心から敬意を表します。

今日,学生生活を終え,それぞれ新しい人生に向かって旅立つ皆さんは、同級生(友)を忘れてはなりません。看護学部では4年間、リハビリテーション学科、専門学校では3年間、大学院では2年間、同級生とともに学生生活を送ってこられました。

学生生活を通じて育まれた友情、人間関係は、非常に大切な宝であり、医療に従事するうえで生涯にわたりかけがえのない存在になります。これからのみなさんの活躍の場が、それぞれ別々になりますが、岐阜保健大学で学んだ同級生、先輩後輩の同窓生が、皆さんの医療人としての成長を支えてくれる、欠かせない存在となります。皆さんの医療人としての若い力で医療の発展、岐阜保健大学の発展、ひいては世界の医療の発展に貢献していただきたいと思います。この学び舎で得た友は、将来計り知れない財産です。そして、学生生活で培った医療人としての心を忘れずに,皆さんの支援を待つ人々のために、社会で責任を果たせるよう歩んでいただきたいと思います.医療専門職として、社会に第一歩を踏み出そうとしている皆さんに、常に心に留めていただきたいことは「良識ある医療人」です。医療職は高い人間性と倫理性、信頼性を持つことが求められています。常に患者さんの視点に立ち、信頼ある、良識ある医療人として尽くしていただきたいと思います。

そして、本日、3月11日は東日本大震災から12年がたちます。今後も起こりうる災害時の医療や、新たな感染症対策など、様々な医療の課題に直面することがあると思いますが、良識ある医療人として人々の健康を維持する明るい未来へ繋げていってください。

卒業生の皆さんは本学の宝です。短期大学部リハビリテーション学科は皆さんの卒業をもって終了となりますが、建学の精神は岐阜保健大学リハビリテーション学部へと継承します。平成19年4月に岐阜保健短期大学が開学し16年、多くの卒業生がこの学び舎を巣立ち活躍しています。

看護学部の卒業1期生となる皆さんは、地域医療の未来を支えるという本学の使命を忘れることなく、後輩たちのよき見本となるように新たな道を切り開いて進んでいただきたい。大学院修士課程修了1期生となる皆さんは、先日、修士論文の発表会があり、コロナ禍においてデータ収集に苦心しながら研究に真摯に向き合ったことがうかがわれました。倫理観の高い看護実践のリーダー・管理者・教育者として、また、高度な専門知識と実践能力を有する看護師・保健師・助産師としての活躍を期待しております。医療専門学校の卒業生の皆さんは、柔道整復師、はりきゅう師の専門的な技術を生かし、医療専門職の一員として地域医療に貢献してください。

私たちは、ともに医療福祉保健分野の発展の一翼を担い、地域社会に貢献する同志でもあります。皆さんが社会で活躍され、学んだ成果をいつの日かぜひ本学に還元し、後輩の指導にも力を貸していただきますようお願い致します。

これからの皆さんの医療人としての門出を祝い、私の式辞といたします。

令和5年3月11日 学長 河田美紀

 

学園長 祝辞

本日、令和4年度岐阜保健大学大学院看護学研究科、そして岐阜保健大学看護学部及び短期大学部リハビリテーション学科の学位記授与式を挙行できますことは誠に喜ばしく心よりお祝い申し上げます。また、岐阜保健大学医療専門学校スポーツ健康学科の皆様、心よりお祝い申し上げます。

今年度は新型コロナウイルス感染症の対策として、ご来賓もお呼びせず最少人数で挙行致しました。本日ご臨席いただけなかった保護者の皆様もさぞお喜びのことと存じます。晴れての卒業・修了を心よりお祝い申し上げます。

今日の良き日を迎えられたのは皆さん自身の努力の結果であることは勿論ですが、これまで皆さんを励まし下さったご家族をはじめ、指導いただいた先生、先輩、同期生、後輩等多くの人々の支えがあってのものです。

ご父兄の皆様にもお祝い申し上げます。

令和5年3月11日 学園長 豊田育子

 

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岐阜新聞に掲載されました 令和5年3月12日朝刊 転載許諾済み