看護学部 看護学科
4年課程 共学(学生男女構成比:男性19.7%、女性80.3%)
新卒の就職先は大切な始まりと考え、しっかりとした就職活動支援をしていきます。
また、在学中や就職時はもちろん、卒業後のキャリア形成も可能な限りサポートしています。
すべての学生の未来と向き合い、応援しています。
- めざす資格
- 看護師(国家試験)
- 卒業時に取得できる学位
- 学士(看護学)
- 卒業時に取得できる資格
-
- 看護師国家試験受験資格
- 保健師・助産師養成施設受験資格
- 養護教諭特別別科受験資格
- 大学院受験資格
医療・介護提供体制を取り巻く状況の変化に対応する看護師の育成のため、看護師国家試験受験を重視した教育課程です。更なる資格(保健師、助産師、大学院)を目指して進学の道も開かれています。
国家試験対策
国家試験は、医療職としての第一歩 。だからこそ、本学では1年次からの積み上げと、学生ごとの理解度に合わせた支援を大切にしています。担当アドバイザー制度や国家試験対策委員会による個別フォロー、定期的な模擬試験・解説講座など、多角的な支援体制を整え、学生全員の「合格したい」に寄り添います。
国家試験対策の流れ
- STEP1
学びの土台をつくる
国家試験を早期から意識づけ1年次- 国家試験勉強方法に関する講座(4月)
- アプリによる学習習慣づくり
- 下級生模擬試験に参加し、雰囲気を体験
- STEP2
知識を積み上げる
模擬試験と振り返りで苦手を把握2年次- 国家試験勉強方法に関する講座(4月)
- 看護師模擬試験(7月・3月)
- 科目別実力テスト
- 国家試験対策講座(8月4日間、3月3日間)
- STEP3
実力を育てる
本格的な演習・復習で応用力アップ3年次- 国家試験勉強方法に関する講座(4月)
- 看護士模擬試験(7月・3月)
- 国家試験対策講座(8月4日間、3月3日間)
- STEP4
合格へラストスパート
本番直前まで全力サポート4年次- 国家試験勉強方法に関する講座(4月)
- 看護師必修模擬試験(全3回)
- 看護師全国模擬試験(全9回)
- 国家試験対策講座(多数実施)
- 保護者面談(8-10月)
- お疲れ様会(2月)
- 合
格
一人ひとりに"届く"3つのサポート体制
- 担当アドバイザー制度によるサポート
- 学年ごとに教員が学生を担当し、学習状況の振り返りや進路相談を実施。模擬試験の結果も一緒に分析します。
- 国家試験対策委員会によるサポート
- 教員チームが年間計画を作成し、講座や模擬試験を主導。全学年を通して一貫した対策が受けられます。
- 学習アプリ×解説講座によるサポート
- 日常学習はアプリで効率化。講座では実践力を養成し、
データをもとにした学習支援が可能です。
看護師国家試験合格率
就職支援
医療職としての第一歩を踏み出す就職活動。本学では、キャリアセンターと担当アドバイザーが連携し、学生一人ひとりの希望や適性に合わせた進路選択を全力でサポートしています。履歴書の書き方から面接練習まで、安心して就職活動に取り組める環境が整っています。
- 6月
- キャリアの土台づくり
就職ガイダンス[基礎編] - 就活の流れや社会で求められる力を知り、自分らしい働き方を考える第一歩。
- 夏休み
- 現場を知って未来を描く
インターンシップ - 医療・福祉の現場でのリアルな体験から、自分に合う仕事や職場環境をイメージ。
- 12月
- 将来の職場に出会うチャンス!
病院説明会 - 県内外の医療機関が多数出席。各病院の特色や採用情報を知ることで自分に合った職場選びの第一歩になります
- 1月
- 実践スキルを磨く
就職ガイダンス[実践編] - 履歴書・面接・マナーなど、選ばれる人になるための準備を始めます。
- 3月
- いよいよ本格スタート
就職活動開始 - 集団・個人面接に向けたマナーを学ぶ就職集中講座が行われます。自信を持って就職活動を開始していきます。
- 5月
- 自己分析・面接力を高める
就職活動中盤 - より個別の指導で、志望動機や面接対応をブラッシュアップ。内定獲得に向けて前進!
- 8月~12月
- 就職先決定・内定へ
内定・就職先決定 - 内定後も教員が継続的にフォローします。安心して就職を迎えられる体制が整っています。
- 2月
- 国家試験に挑む
国家試験受験 - 1年次から積み上げた対策で、本番も安心。教員が個別に合格までサポート。
- 3月
- 卒業、そして新たな一歩へ
卒業 - それぞれの進路へ、自信を持って旅立ちます。
充実したキャリアサポート
キャリアセンターがあなたの未来に寄り添います。
「患者さんにもっと関われる職場はどこだろう?」
「急性期の病院で働くって私に向いているのかな?」
そんな不安や迷いも一人で抱え込まなくても大丈夫。キャリアセンターでは、進路の相談から就活のサポートまで、一歩ずつ、あなたに寄り添いながら丁寧にサポートし進めていきます。就職活動だけでなく、「なりたい看護師像」を見つけて、そこに向けて進めるように。迷っても、立ち止まっても、あなたのそばで支えます。
あなたらしい未来への第一歩、ここから一緒に始めましょう。

おもな就職先・内定先(2024年度実績)
- 大学病院
- 岐阜大学医学部附属病院、名古屋市立大学病院、名古屋市立大学病院附属東部医療センター、愛知医科大学病院、日本医科大学付属病院
- 国公立病院
- 岐阜市民病院、岐阜県総合医療センター、国立病院機構長良医療センター、大垣市民病院、美濃市立美濃病院、市立恵那病院、一宮市立市民病院、稲沢市民病院、小牧市民病院
- 全国厚生連病院
- 中濃厚生病院、西美濃厚生病院、江南厚生病院、海南病院、豊田厚生病院、佐久総合病院、網走厚生病院
- 社会医療法人・医療法人病院など
- 岐阜赤十字病院、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院、安曇野赤十字病院、長浜赤十字病院、岐阜清流病院、松波総合病院、中部国際医療センター、太田病院、一宮西病院、総合大雄会病院、大同病院、中京病院、紘仁病院、名古屋掖済会病院、刈谷豊田総合病院、総合上飯田第一病院、佐久総合病院、相澤病院、AOI国際病院、横浜新都市脳神経外科病院、宇治徳洲会病院
- 進学実績
- 岐阜保健大学大学院 看護学研究科助産師コース
卒業生の声
患者様が安心して入院生活を送ることが出来るよう看護する。

- 愛知県がんセンター 看護師
K.Kさん - 2019年度卒業
がん専門病院の消化器外科・内科病棟で働いています。大学での日々は非常に充実したものでした。大変な実習もありますが、ユニークな先生や共に頑張る仲間たちと乗り越え得たことは良い思い出です。臨床に出ると様々な疾患や患者様を担当するので忙しい日々ですが、大学で学んだ内容は現場の看護にも活きていると実感する日々です。これからも患者さんに寄り添った最善の看護を提供できるよう日々努力していきたいです。
4年間の学びや支えに感謝し、理想的な看護師へ。

- 岐阜市民病院勤務
M.Mさん - 看護学部看護学科2022年度卒業
(岐阜県 鶯谷高等学校出身)
実習や就活などが重なり忙しい時期もありましたが、親身に支えて下さる先生方や、同じ境遇の中切磋琢磨し合える仲間の存在が大きく、多重課題も乗り越えることができました。就職に関する相談や面接練習、履歴書の添削などは、ゼミの先生や就職委員会の先生方などに相談しやすい体制が整っており、心強く感じました。
私は授業や実習を通して、患者さんの生活歴やその人らしさを尊重した看護の大切さを学びました。卒業後も日々の経験や学びを大事にし、相手の立場で考え、苦痛やニーズに丁寧に対応できる看護師を目指していきたいです。
大学院進学修了者VOICE
保健師として、地域の方と共に健康的なまちづくりを。

- 保健師コース
M.O.さん - 看護学部看護学科2022年度卒業
(岐阜県立斐太高等学校出身)
日本各地で深刻化している少子高齢化、町の過疎化。病院に来る方だけではなく、地域全体に働きかける人材が必要だと感じたのが、保健師を目指すきっかけとなりました。在宅医療、退院後の療養生活、児童虐待防止・支援等の活動を通して、安心して暮らせるまちづくりをと考えています。また保健師は、幅広い年齢層、分野を支援していくため、多面的な視点を養うことが出来る魅力的な仕事だと思います。今後は地元へ戻り、地域との関係を築きながら、信頼される行政保健師を目指していきます。
助産師を目指し、大学院で新たな気持ちでスタート

- 助産師コース
K.I.さん - 看護学部看護学科2022年度卒業
(岐阜県立多治見北高等学校出身)
中学生の時、家族の出産に立ち会い、生命の誕生に深く感動したことがきっかけで助産師を志しました。大学院では、最新のシミュレーション設備を活用した演習や、実践的な臨床実習を通じて、より専門的な知識と技術を学ぶことができました。
少人数制の講義では先生方との距離が近く、親身な指導を受けながら成長できたことも大きな支えでした。今後は助産師として、お母さんと赤ちゃんに寄り添い、大学院で学んだ知識と技術を活かしながら、安全で温かい出産を支えられるよう努めていきたいです。