本学のリハビリテーション学部作業療法学科 学科長の澤 俊二教授が『脳卒中人生を生きる 勇者たちと作業療法』を出版しました。

本書では、脳卒中者は茨の道を切り拓いていかれる人なので、尊敬の意を込めて"勇者"と呼び、脳卒中の疫学上の正しい理解を得ること、脳卒中のリハの現状（病院と地域）と今後を知ること、そして、退院から終末期に至る長いスパンでの症状の予後を知ること、生活者としてどのような生活を展開されているのか、どのようにリハスタッフが関わってきたのかを知ること、何がきっかけで心が前向きに変わっていったのかを知ること、それらを少しでも明らかにしておくことを主題とした。

　脳卒中に関わる医療・福祉・保健・介護等のスタッフに読んで頂きたいし、何よりも一般読者で脳卒中に対し怖いというイメージをもっている方に読んでいただきたい。

岐阜保健大学リハビリテーション学部作業療法学科　　　澤　俊二